風雪に阻まれ3度目にしてようやく登頂に成功した、まだまだ冬季だった頃の八甲田山高田大岳。
今回はその時の検証の意味も込めての登山であります。
前回はここの登山口が雪にすっぽりで見当たりませんでしたね。たぶんもっと先から登ったような気がします。そして冬季はまっすぐ登って行きましたが、さすがに夏山はくねくねと山道を進みます。
しばらく進むと例の谷が姿を表します。ここもたっぷりと雪に埋もれていて別世界でした、現在は岩場をくねくねこつこつと登ります。
あっ、あの道しるべは、そうです冬季はあれのお陰で登頂できたのでした。今までは全く気付くことも無かった看板でした。という事は・・・。
この路を右から左に横切る形で高田大岳へと冬季は向かったのですね。
そしてこの位置から見た感じでまっすぐに山頂に向かった形になるのでしょう。不思議な感覚になります。言わば近道的に冬季はまっすぐに進むことが出来るという事ですね。
そう思いながら進んで行くと。
岩木山程ではありませんが、ここ八甲田にもまだ残雪エリアがありますね。ここを登ってみましょう。ザクザクと気持ちいいですね。滑ることも無くこちらはノーアイゼンでOKです。
確か冬季、この角に私自身の道しるべとして小石を並べた記憶が蘇ります。あの時は濃霧で全くと言っていいほどに視認不可能な状態だったのでこの自作道しるべに助けられたものです。
本日もガスってますね。
それでも気温も穏やかなこの時期、気持ちいいですね。
まぁゆっくりと行きましょう。