首から肩にかけてズシリとした重さと鈍痛が走った。
肩凝りにはあまりならない体質だったが、近頃は夕方になると決まってその鈍い感覚が襲って来る。
早朝のランニングから販売の仕事、はたまた夜の飲酒まで、年のわりにはフルに動いているから、多分そのせいだろう。
と言うことで久々に温泉へと向かったのです。
場所は「蔦(つた)温泉」。
八戸からは車で約1時間30分、十和田湖方面へ向かい、途中八甲田方面に進路を変えてすぐのところだ。
明治42年から温泉宿として営業しているそうだからかなりの歴史的な温泉場だ。
蔦温泉は八甲田の深い森林に飲み込まれそうに、ひっそりと奥ゆかしく佇んでいる。
1階部分は昔からの建造物だが、奥の2階部分は後からの増築のようだ。
中央の玄関を入り、ふたつある男風呂の古くからあるブナの湯船の方にだらりとつかった。
いやいや、久し振りの極楽だ。
これで血行が良くなったところで、ついでに車の撚費も良くなってくれれば・・・それは無理か。
温泉からの帰り道、近いので十和田湖へと足を伸ばしてみた。
ここは昨年湖周50キロを単独で歩きボロボロになった苦い思い出がある。それ以来だ。
それにしてもこの奥入瀬渓流の美しいこと。
この時期は県外からの観光客も多く活気に溢れていましたね。
風呂で体もリラックス、奥入瀬で心もリラックス、しかし、帰ったら運転で肩に鈍痛が。
しょうがない風呂でも湧すか!