今週も先週に引き続き七戸からのヒルクライムへと向かいました。
今週は一生懸命と言うよりは「流す」くらいの緩いイメージでの自転車であります。
ここのところ休息的な休日がなくて体に疲労が溜まっている感覚があるので、それをほぐすくらいのサイクリングですね。
天気もいいし気負いはないしでいい気分です。
昼はここの道の駅で何か食しましょう。
食券を買いましょう、何がいいかな~と、おっカレーですね、今回はカレーにしましょう。私の後ろには二人のご婦人が並んでおりました。親子でしょうか、年の離れた品のいい雰囲気のふたり。発券機はひとつしかないので私はさっさと買って「どうぞ」とその発券機から離れます。
窓辺のひとり席についてカレーを待ちながら携帯を覗いていると「すみません」と、私の背中に女性の声が染み入ります。
「はい、なんでしょう?」
そう言って私が振り返ると、先ほど食券機のところで私の後ろに並んでいた方々の、多分娘さんだと思われる方がそこに立っていて、言いました。
「さっき食券機でカレーを買いましたよね、1000円入れて」
「はいっ1000入れて買いました、何か?」
「お釣り忘れてましたよ、220円」
そうだった、私はすっかりとお釣りを取るのを忘れておりました。
「あ~そうでした、すっかり忘れてました、わざわざありがとうございました」
私はひらにお礼を言ってその場を繕いました。広い店内、探して届けてくれるなんて感動ものです。親切な方々はいるものです。日本もまだまだ捨てたものではありません。
私はありがたく感謝の心を持ちながらカレーを食したのでありました。
ありがとうございました。