スキーにはまだ早いこの中途半端な時期、夏から秋にかけてのように早朝から遠出を
することもすっかりと無くなり、そこで休日はやはり軽いジョギングから始まること
になる。
しっかりと着込んで走り出す。薄暗い朝は、なにしろ寒い。
路面のアスファルトや路肩の凹みにたまった水は真っ白に凍っていて、踏むとパリパ
リッといい音をあたりに響かせる。これがまた気持ちいい。
いつものコースをいつものように走り終えての帰り道。
んっ、タンポポ、この厳寒の年の瀬にきれいに咲いている。(たんぽぽさん、いつも
お世話になっております)
大したものだ。ところでタンポポの旬ていつなんだろうか?そんな疑問が湧き出た
が、まあいいか、元気なんだし。
そんな午後、ふらり初めて入ってみた店に見てみたかったDVDを発見。
昔の映画。
アランドロン、かっこいい、いい男だ。
「太陽がいっぱい」、知ってはいたが過去に見たことはなかったやつ。思わず買って
しまったのです。
でもまだ見てはいません。すぐに見るのはもったいないような、そんな陳腐な心持。
音楽にしてもそうですがそんな懐古趣味的思考が強く働きだしていて、過去に聞いて
いた曲はもちろんそうなのですが、それ以外にそれ程興味もなくテレビやラジオから
さりげなく流れていてもさらりと聞き流していたその時代の曲に強い時世や郷愁が湧
きだしまして、ちょこちょことそれらを見つけている、そんな今日この頃でありま
す。