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「アオグラ」って!

映画「アオグラ」を見た。

正式名称は「アオグラ・四月になれば彼女は」。
十和田市出身の作家「川上健一」の原作で主演は「内田朝陽」、ヒロインは「坂田瑞穂」である。
アオグラとは青森青春グラフティー、そう、感の良い方は直ぐにピンと来ると思うのだが「アメグラ」と微妙に、コミカルにかぶるのです。
「まってろよ、やり残したごとあるすけ!」と来て、そして「カモンベイビーだべ!」
と来るのである。
このなんとも軽快で微妙な流れがほのぼのと楽しくてたまらない。
撮影は未だのどかな田園風景が残る七戸町で行なわれていた。
そこで昨年亡くなった祖母の墓参りもかね、さっそくその撮影現場へと足を運んでみたのでありました。


ここが映画の中で頻繁に使われている天王神社。急な階段が真直ぐ天に向かって幾段も続く美しいロケーションです。
その長い階段の両脇に生える山ツツジ、これらが真っ赤に咲き乱れる季節にぜひまた訪れてみたいものです。
さぞ「山もゆる」に違い無い事でしょう。


神社境内からのロケーション。高台に位置しているのでかわいい町並が一望できます。
向いの小高い丘の上に見える広場は七戸城後地で、今は小奇麗な公園となっています。
夏は盆踊りなんかもやるのかな。
昭和40年代の青春群像をコミカルにまたスリリングに描いたこの作品、機会があったら見てみて下さいね。
きっと楽しめるはずだベイビーだべ!

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