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HOME > COLUMN > 第84話...明日はどこにある |
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第84話 明日はどこにある |
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レースのカーテンをいとも簡単に突き抜ける強烈な朝の日射しが、まったりと寝込んでいた二日酔気味の私を覚醒へと導いた。
そろそろ日課であるジョギングに出かける時間だった。
私は急いでショートパンツに着替えてジョギングの為の準備を始めた。寝起きで固くなっている首をぐるぐると右から左から幾度も回転させ、次に屈伸運動をした。膝を曲げたり伸ばしたり、またアキレス腱を丹念に引き延ばしたりした。
ライオン猫だった。
私は走り出した。 たちまちのうちに明日が見えなくなった、私は明日を探さなくてはいけない。 |
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