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HOME > COLUMN > 第34話...マリアッチな夜 PART2 |
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第34話 マリアッチな夜 PART2 |
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深い樹海の様な眠りから、ふと私は目覚めた。 今現在の時間は皆目見当も付かない。
確か昨夜は店のスタッフや大勢の友人が集合した盛大なパーティーがあり、私は今までに
は経験のない程のかなりの量のテキーラを飲んだ筈だ。目に入る全ての物は二重から三重
にダブつき振らついて見える。
それにしても昨夜はどんな事があったのだろう?
それはまるで全身の骨が5センチ刻みで折れている様な感覚の激痛と、それに伴って炎症
を含んだと思われる筋肉痛が、全身に電気ショックのごとくにビュンビュン突っ走る感覚
であった。
店に向かうとしても、とても車を運転出来る状態では無く、タクシーを呼んでも背を屈め
て乗り込めないだろうと判断した私は、歩く事にした。
そうだ!この日は私の誕生日パーティーであった。
私はぶっ飛び、縦型の冷蔵庫に後頭部から激突したのだ。
あの日以来、私はすっぱりとテキーラを止めた。
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