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HOME > COLUMN > 第30話...はるか沖地震 |
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第30話 はるか沖地震 |
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ここ数年間に起きている天災には目をみはるものが多い。 台風しかり、最近ではその暴力的な風力に伴う圧倒的な威力が、想像を遥かに超えた災害 をもたらし、広範囲に及ぶ被災地において多数の犠牲者を出し続けている。 地震なども次々とマグニチュードの数値を跳ね上げ、新潟を中心に起きた新潟県中越地震 などは震度7とも言われており、いまだかつて体験した事もない程の激震に莫大な造作被 害と人為的被害をもたらした激甚災害であった。 ゆうたくんの救出に関して言えば奇跡と言うしかなかった。世界に目を向けてみても同様 で天災と呼ばれるものの大半の現象は、以前に起きているものに比べ格段の差を付けて増 大し続けている様に思う。 人類による自然破壊や、度重なる天変地異で地球の末期が近付きつつあるのだろうか?
私達も数年前になるが、はるか沖地震と呼ばれる大きな地震を体験した事があった。
料理店はまるで戦場の様相を呈していた。
この状況下、自分の頭に何か得体の知れない物が落下しパニックに落ち入ってしまったの
だろう。
私にとってはその数秒間がまるでスローモーションの様な映像で今でも脳裏に蘇る。
黒煙モクモクの慌ただしい雰囲気の中で、小さな笑顔のキリンがKを目掛けてささやかに
ライダーキックをしたのである。
ひとまずこの場から移動し、私は停電により暗黒の世界と化した市内の表通りを見る為に
外に出てみる事にした。
私達は夜を徹して復旧作業に取り組んだ。
神戸の街がビルの崩壊と共に激しく炎上していたのだ。 それは阪神淡路大震災であった
いつ、どこで起こってもおかしくはない天災に対して人間は無力に等しい。 が、あの光景は地獄の中での一服の清涼剤の様な感覚で今でも私の心の中に残っている。
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