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HOME > COLUMN > 第27話...時代はアイビー? |
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第27話 時代はアイビー? |
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仕事柄と言う訳では無いのだが、スーツを着る機会のめっぽう少ない私はスーツ自体には さほど興味を持ってはいなかった。 現に私の所有する唯一のスーツは、二十歳になった時にお祝として祖母に買って貰った細 身のアイビースーツであり、既に年代物(ビンテージ)と言っても過言では無かった。
話は数年前にタイムスリップするが、私が商売をスタートさせるにあたり大変お世話にな
ったAさんと言う方がいる。
披露宴は神戸の奥座敷である有馬温泉で、六甲山の中腹に建つ由緒正しい大層立派な洋装
建築のホテルで行なわれたのである。 ((私はスーツを新調して来るべきであった!))
私自身着替えをしながら他の皆を覗いて見ると、皆タキシードなのである。これにはさす
がに驚いた。 ((だが、である。なんとそこには粋な神がいたのである。))
会場へ到着して見てこれは驚いた、と言うか助かった。なんと、披露宴会場は純和風のお
座敷にお膳料理であったのだ。
私は貧粗な靴を意気揚々と脱ぎ捨て、さっそく自分の席へと着いたのだった。
その後、神戸から帰った私は、さっそく新しいスーツと靴を揃えていた。
そして着いてから気が付いたのである。
早速連絡はしてみたが、やはり後の祭りであった。
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