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HOME > COLUMN > 第15話...マリアッチな夜 |
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第15話 マリアッチな夜 | |||
外は冷たい雪が深々と降りしきる、賑やかではあるが身も心も凍えてしまいそうなとても 寒いクリスマスイブの夜だった。
街行く人々は皆暖かいコートに身を包み、カップル達はコート伝いに手を繋ぎ合い、残業
あけのサラリーマンなどは片手に大きなデコレーションケーキを抱え急ぎ足で家路へと向
かっていた。
Iのお店を出た私達は、次にIの小料理屋のすぐ近くにあるC.Hと言うカクテルバーへ
と向かったのだ。
だがそこですかさずその行為を止められた私達は、泥酔状態のまま次に無国籍料理店
HGCへと向かっていた。 そこで半裸の男4人はまたまたテキーラである。
HGCでは、席に着いてからすでに2本のテキーラが消費されようとしていたのだ。 そして戦い疲れ、とうとう精も魂も尽き果てた男4人は何ごとも無かったかの様にこのH GCを後にしたのである。
(ただ、思えばこの時この席でK二号は確か初デートの相手と合流した筈だった。 その帰り道、なぜか私は道路工事中の大穴の底にいた。
丁度HGCの真ん前の道路が工事中で、そこに転落してしまっていたのだ。 (おいおい寝たら死ぬぞ。)
そこで二度目の登頂挑戦が始まり、やっとの思いで地上へと達した私は、丁度こちらに向
かって走って来る一台のタクシーに手を上げた。
私はすでにボロ雑巾状態であった。
翌日、それはそれは大変だった。
あの時分、店を使って頂いたお客様にはスタッフから、そして私はスタッフへと平に頭を
下げて謝った。 (しかし、現在では数年前から完全にテキーラを封印しているのだが、そのきっかけとな った陽気な事件記録は、後々のPART2にて。)
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